■ニヒルな男の味無しガム

hiroza2006-06-02

■ニヒルな男の味無しガム



ヒルな男に甘さはいらないのだ。

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このガムには、風味が全くありません。
それは人生自体と同じくらい無意味です。
空っぽになった貝のようなあなたの存在に納得いかないように。
このみじめな惑星の他の何もかものように、それは行き止まりです。
ブラックホール
逃された機会と粉々に砕けた夢の底知れぬ穴。
あなたが上の何れかの声明のどれかに同意するなら、ニヒリストガムはあなたのためのものです。
(声明のすべてに同意するなら、このページを読むのを止めてください、そして、すぐに、精神科の先生の助けを求めてください。)
ニヒリストチューンガムはチェリーやブドウのような味がしません。
それはペパーミント、ヒメコウジまたはスペアミントのような味がしません。
それは、風味に欠けているので、全く何の味もしません。
風味が全くないので、それは人工の調味料がなくてどんな自然な調味料も含んでいません。
なし。
ゼロ。
それはいくらか甘い感じもします。しかし、それはもともとのゴムの味です。
そう、ニヒリストガムには、存在する理由が全く本当にありません。

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味のないガム 1.95ドル
「はい、お客様サービスセンターです。」
「おたくのガムなんだけど、味がしないんだよね。金返してよ」
「えーうっそーーー。まじーーぃ。ガチャ。」

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「サバキチ!ガムに味が付いてないみたいだぞ!直ぐに調べろ!」
「親方ーぁ、本当です!先月 作ったガム、味がありません!」
「お前、香料入れ忘れただろ!!!」
「うひーーやっちゃいました!!」
「すべて回収だぁ!」

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「サバキチ!どうするんだ!この返品の山!」
「んーーーーー」
「むーーー」
「親方。パッケージをマジックで黒く塗りつぶして、味無しガムってことで売りましょう」
「そんなの売れんだろ!」
「いや、究極の差別化ってことで・・・」
で、出来たのがニヒリストガム。
たぶん。